現在、軽油の価格が高騰中です。（データソースはコチラ）

10/25のデータで１リットル当たり147.1円

昨年同時期のデータで１リットル当たり113.3円ですので、33.8円（129.8％）アップです。

昨年は、新型コロナウイルスの拡大で原油価格が大幅に安くなった時期が一時的にありました。2020年５月ぐらいが底値でしたが、そこからは上昇し続けていますし、今の所、この上昇が止まる見込みはありません。

弊社の大型トラックが、毎日平均200～300ｋｍ走行するとします。大型トラックの燃費を平均すると４ｋｍ/リットルで計算すると、毎日50～75リットル使用します。

仕入単価が33.8円高騰していますので、１日当たりのコストが1690円～2535円のコストアップです。

仮に300ｋｍで60,000円の運賃をいただいていたら、運賃の4.2％になります。

中小の運送事業者の経常利益は１～３％ぐらいと考えると、この4.2％がどれほど大きな影響を与えるかおわかりいただけると思います。

我々のような運送会社にとって、軽油はトラックを稼働させるために必要不可欠ですが、新型コロナウイルスの影響でどこの荷主様も苦しいでしょうから、なかなか運賃交渉は難しい状況です。

物流は、これから新型コロナウイルスの影響が明けた後の経済を支える大切なライフラインです。こういう時こそ国が何かしらの施策を講じて欲しいと考えています。

ただ、外部要因に文句を言っても仕方が無いので、今、我々にできるこを常に模索しながら、お客様にとっても我々にとってもプラスになり、共に成長していけるように日々努力していきます！

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